1954-10-04 第19回国会 参議院 厚生委員会 閉会後第5号
この五城は城野宏、永富等と結びついて長官部から証明書をもらつて、日本に義勇軍募集に行つた。日本に行き、沖縄で消息不明となり、その後矢田が帰り、そのままになつた。そのために永富は大使命をもらつた。内容目的は義勇隊募集のためである。連絡は閻錫山から今村に話し、その関係は閻錫山、今村方策、城野宏、永富等である。永富の連絡の目的は、今村と岡村の結びつきのためで、岡村寧次は上海で会つている。
この五城は城野宏、永富等と結びついて長官部から証明書をもらつて、日本に義勇軍募集に行つた。日本に行き、沖縄で消息不明となり、その後矢田が帰り、そのままになつた。そのために永富は大使命をもらつた。内容目的は義勇隊募集のためである。連絡は閻錫山から今村に話し、その関係は閻錫山、今村方策、城野宏、永富等である。永富の連絡の目的は、今村と岡村の結びつきのためで、岡村寧次は上海で会つている。
一、義勇軍募集絶対反対。 一、国連協力の美名をかり、朝鮮内戦に対し干渉反対。 一、戰争反対、ピストル政治は真つ平。 一、一切の外国軍隊は朝鮮より手を切れ。 一、自由平和独立を守ろう。 というようなことであります。
また二、三の新聞はあとで、あれは私的意見であつたというようなことで取消しておるようでありますが、少くとも憲法を解し、法律を解釈するものであれば、日本の憲法の解釈から見ても、私は義勇軍募集に応ずることは決して違憲じやないということの断定を下すことができるのでありますが、こういう点について法務庁は何か研究を遂げられておりますか。それとも研究中でありますか、お尋ねしておきたいと思います。
それはなぜかと言うと、総理は義勇軍募集というような場合があつても賛成しないようなことを言われておつたが、ただいまの御答弁は、個人的の場合はかまわぬのだと、こうお聞取りしてさしつかえございませんか。